東北自動車道の十和田I.Cから車で約15分、大湯川のほとりにたたずむ和風木造建築の温泉宿です。温泉は全て源泉掛け流し。大湯川のせせらぎを望む「渓流露天風呂」や、大正時代から受け継がれる古き良き「大正風呂」など、趣のある湯船が楽しめます。
また、秋田のおもてなし料理「きりたんぽ鍋」をはじめ、「かづの牛」や「八幡平ポーク」など、地元食材をふんだんに取り入れたお料理も魅力です。こだわりの温泉とお料理で、日頃の疲れをゆっくりと癒してみませんか。
答えてくれた人:
上野専務・スタッフ/田口光明さん(勤続7年目)
創業は昭和30年。現在で3代目になります。
大湯で岡部商店というお店を経営していた創業者が、その別荘地に岡部荘を開業したのがはじまり。屋号の「岡部」はその昔大湯で興行していた歌舞伎役者の名前からいただいたものと言われています。
こだわりは昔ながらの木造建築です。近年鉄筋コンクリートの普及により、木造の旅館は少なくなってしまいましたが、当館では現代の暮らしに合わせて改装を重ねながら、趣ある木造建築を守っています。ご利用の際には、木のぬくもりや香りを楽しんでいただけたらと思います。
当館は、源泉掛け流し100%の源泉を5ヶ所保有しており、館内すべての浴槽に異なる源泉を直接引湯しています。もちろん湯船は100%源泉かけ流し。切り傷や、やけど、皮膚病によく効くと言われています。ヒバの香り漂う「貸切り専門露天風呂」は、ご家族、カップルのお客様に好評です。
お客様に気持ちよく過ごしていただくために、懇切丁寧な対応を心がけています。館内はほとんどが古い木造建築ですが一部、バリアフリー対応のお部屋もございます。お体が不自由なお客様や、階段や、段差に不安のあるご高齢のお客様もぜひ一度ご相談ください。
共同浴場が各所に点在していることです。それぞれ温質や温度が異なり、地元の方は、その日の体調で入る温泉を決めるという人もいるほど。コロナ禍以前は共同浴場めぐりツアーも開催していました。コロナが落ち着いたらぜひ再開して欲しいなと思っています。